ポインター号 TDF PO-1 その3
ボディ塗装の乾燥待ちの間、内装の製作に取りかかります。キットのシート背もたれが本物と若干違います。本物は縦溝が上の面にはありません。また、シートの厚みが結構あります。
エポキシパテで厚みを増して、溝をヘラで入れました。また、背もたれ上部は溝を消すために少し削りました。 実はエポキシパテを初めて使ったのでかなりへたくそな造形です。この辺の詰めが甘いですねー。出戻りモデラーなのでこの辺は勘弁してください。
DVDでシートを確認すると、細いステッチが背もたれ外周にあります。細かいですがこれは0.3mmの真鍮棒で表現しました。
内装の色はDVDを何度も見て検証しました。説明書の色指定は若干違っているようです。筆塗りしたのをちょっと後悔、塗りムラがあります。エアブラシしとけば良かった。
あくまで私の主観なので間違っているところがあるかもしれませんが、内装色の検証結果は以下のとおり。
シートのフチ:薄いブルー
シートの背もたれと座面:薄いグレー
シートの中央:黒
ドア内張りの上部:薄いグレー
ドア内張の中央部:シルバー
ドア内張の下部:濃いグレー
背もたれはもっと厚くても良かったような気がします。
ハンドル内の丸いバーはやたら太くて有りえなかったので、スズメッキ線で置き換えました。
メーターパネルの色はブルーグレーが指定色ですが、劇中車はシルバーです。また、ウインカーのインジケーターランプまで表現しました。ラジオの表示部は透明な板を貼って表現。ちょっとこだわりすぎのような気がしますが、こういうことが好きなのでどうもすみません。
ルームミラーはステー部分を細くしたのですが、ミラー面の塗装に失敗してちょっと不細工になってしまいました。
このキットにはエッチングパーツでキーホルダーがついています。半ハート形のもので、劇中のものとそっくりです。これは嬉しい心遣いですね。
ダッシュボード上部の色はミスターカラーのミディアムブルー(半光沢)を塗り、ちょっと汚して使用感を表現しました。内装はDVDを見るとかなり使用感がありましたので。
これで内装は完成しましたが、製作に1ヶ月くらいかかってしまいました、でも結構楽しい
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