カセットテープ 10 (オープンリール風カセットテープ)

カセット全盛期にはオープンリール風カセットが各社から発売されていました。このタイプはかなり流行しました。
オープンリール風カセットをプレイするとなぜかデッキが高級に見えてしまう、視覚的効果はとてもいいです。こうしてみるとリールとハーフ部分は各社とも同じに見えます。おそらく一手に製造していた所があり、各社に供給していたと考えられます。でも、TEAC製のものは違うみたいです。


National Rt-52
ナショナルのオープンリール風カセット。文字は正面にしか印刷されておらず、裏面や背は真っ黒で何もかかれていません。ゴールドのリールが高級感を演出しています。



HITACHI SOUND BREAK
こちらは日立製。リールはガンメタでこっちのほうがかっこいいかな。中身はマクセルと思います。


A・M・L SUPER LN-60
正体不明のテープですが一番よく見かけた気がする。リールはシルバーで一般的なタイプ。A・M・LとはAUDIO MAY'S .LTDの略で、日本製。本社は千代田区とあります。
もしかして、これがオリジナル?。その後、各メーカーが目を付けてこの会社からハーフだけ供給を受けて自社のテープを巻いていたとか。うーん、あくまで勝手な想像です。



ケースもシンプル
こういったカセットはインデックスを貼るとせっかくのリールが見えなくなるので貼った人は少なかったんじゃないでしょうか。少なくとも私は貼りませんでした。



こちらは上と同じA・M・LテープのLHバージョン。パッケージは超シンプルで、リール部はゴールドで何も印刷されていません。個人的にいちばんお気に入り。


グッドデザインですね。


これは外国の人がTDKのMA-RにThorensのリールを入れたもの。これが一番いいですね。


こんなのも見つけました。





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