カセットテープ8 (バブリーなテープ)
SONY Metal Masterハーフがセラミックで出来たメタルテープ
重量感がすごいです。行き着くところまで行ったという感じで、歴代ソニーのカセットテープでも最高峰でしょう。バブル期最後の華。
maxell Metal Vertex
こちらもバブル期のメタル。重量級ハーフに美しいヘアライン仕上げの銘板が張られており、シリアルナンバーまで刻印されています。インデックスシートは金色で転写出来るようになっていました。オークションでは一番高値みたいです。
TDK MA-XG Fermo
ハーフは5ピース構造で、あちこちをネジで留めてあります。材質はガラス繊維強化プラスチック。ほかに、テープパス周辺部の重量を増加させた”サウンドスタビライザーウェイト”や、高充てん成型ガイドブロックを採用しています。また、アンケートのハガキまで入っていました。
That' SUONO
太陽誘電株式会社が発売したメタル。ハーフのデザインは自動車デザインで有名なジウジアーロが手がけているそうです。そういえばなんかそれっぽい感じ。他の高級テープと比較すると何となく地味な印象ですが、真っ赤なハブがいい。録音防止の爪が折るタイプなのがちょっと残念。
BASF REFERENCE MAXIMA TPⅡ
94年頃発売されていたBASFのハイポジ最上位テープ。まったく同じハーフデザインでメタルもあったようです。透明部分がX字のちょっと変わったデザインで、好き嫌いがかなりありそう。アジマススタビライザーなるものが装備していると説明がありますがよく分かりません。ハブに文字が書かれてるのがなんかカッコイイかな。ネットでいろいろ調べるとBASFのテープは種類が多すぎて大変。
TDK MA-RとMA-XG (アルミダイキャストモデル)
この2種は有名なTDKのアルミダイキャスト製メタルテープ。当時2000円くらいで、高価なカセットテープの先駆けじゃないでしょうか。MA-RはTDK初のメタルテープですが、始めて見たとき非常に驚きました。メタルテープだからってハーフまで金属で作るとはね。ミニカーの材質でカセットを作っちゃったって感じです。MA-Rは先に出た分ダイキャストの部分も多く重い。ダイキャストのフレームを挟んでいるのがアクリルのような硬質プラスチックなので透明度も高いです。また、その重さが所有する満足感があります。ハーフの大部分が透明なので、テープが見えるデッキにかけた時の姿もすばらしい、もちろん音も◎。結構好きなテープ。
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