SONY TC-K7BⅡ

1977年発売のSONYカセットデッキ。2モーター、2ヘッド、シングルキャプスタン。大型の針式VUメーター以外はTC-K8Bと同じです。


オークションで落札しましたが、とてもきれいで傷もほとんどありませんでした。再生・録音とも正常に動作。これは当たりかも。


とりあえずメカのメンテをしました。固くなった茶色のグリスを拭き取り、シリコングリスを塗布。
SONYの古いデッキではこれはやったほうがいいです。メカの動きのスムーズさが全然違います。



フライホイールも洗浄後、軸受け部分に少量のグリスを塗布。ゴムベルトは少し伸びているようなので、手持ちのものと交換。



基板に付いている長い録音・再生切り替えスイッチは取り外して分解掃除。接点復活剤を少量塗布。結構手間がかかりますが、やると安心感が違います。


F&Fヘッドも摩耗もなくピカピカの状態です。



再生レベル・ヘッドアジマス等の各部調整を行って視聴。きらびやかな高音ではなく、落ち着いた感じの高音。メタル対応では無いですが、ハイポジションテープで十分楽しめる。アナログ的な音で安心して聴いていられます。しかしこのアナログメーターがとてもかっこいいですね、見ても楽しめます。この当時のSONY製品はプリメインアンプのTA-F6Bなど、吊り下げ式アナログメーターが主流でした。


テープを入れて再生。
リサイクルショップで買ったSONYのDUADテープですが、なんとマンボNo.5が録音されていました。



TC-K8Bと記念撮影、このガンメタシリーズはほんとカッコイイ。
この2台はメーターだけが違っていて他はまったく同じなんですが、両方欲しくなる魅力がありますね。





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