SONY "Tapecorder Baby" MODEL 901

1950年代後半頃に製造されていたSONYの小型オープンリールテープレコーダー、3号リール仕様でキャプスタンドライブです。 おそらくSONY製のオープンリールでは最小の部類と思います。同時期に発売されていたBabycorderというモデルもあり、さらに小さいようですが、そちらはテープが マガジン式でプロ仕様のようです。古い広報誌にこの両モデルが載っていました。

ボディ全体が黒で、蓋付きの小さいレコーダー。

正面にボリューム・イヤホン・マイクロホンジャックがあり、操作部は右側面。SONY製のこれほど小型のオープンリールは希少で、後のウォークマンの おじいちゃんといったところでしょうか。


全体が黒のケースは当時としては珍しい。葬式にも持って行けます(笑)。付属品は革ケース・イヤホン・マイクロホンだったようです。、



社名が東京通信工業からSONYに変更された頃の製品。


前面には入力レベル調整兼用のボリュームツマミ。その横にマイクロホンジャックとイヤホンジャック。 録音はマイクロホンのプラグを差し込むと、ジャックの横にある縦長のスリットに棒状の物が挿入され録音状態になるようです。 残念ながらマイクロホンは入手できませんでした。


右側面にあるプレイツマミ。早送りは無く、再生と巻き戻しのみ。


正面に"TapecorderBaby"のバッチ。


たばこケースとの大きさ比較。
WEB上でこのモデルを検索しても情報は無く、写真はあれどオークションの過去出品ページくらいです。WEB上でこのモデルを紹介しているのは おそらく世界中でこのページだけと思います。もしこのモデルの情報がありましたら教えてください。 ここで紹介してるものはヤフオクで不動のジャンク品を入手してレストアしました。
レストアの様子はこちらのページです







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