MY CAR AUDIO 4
NakamichiのDAC-101が突然電源が入らなくなったので、電源基板のコンデンサーを全部交換したがダメ。トランジスタ等も基板から外してテスターでチェックしても不具合は見あたらない。もうあきらめてDACを組み立てようと思いました。 回路や基板を創る知識と技術は無いので、基板キットをネットを探しているとMi-TakeさんのDAC基板を発見。配線方法やDACの説明を丁寧に 解説しているサイトで評判もいいので私もさっそく注文しました。
購入したのはBurrBrownのPCM1798を使ったDAC基板とDAI基板です、グレードアップも出来そうなのでとりあえず中クラスのPCM1798基板を選びました。 しかしBurrBrownのPCM179xファミリなので 性能もかなりよさそうです。
車載するにあたり問題なのが電源です。自動車の電源はDC14V前後、DAC基板はOPアンプ用の±15Vと5Vが必要です。±15VをCOSELのDC/DCコンバーターで、5Vはヤフオクで見つけたものを用意しました。 左側の2つの基板です。5Vコンバーター基板は安かったのですが、電圧を微調整出来る降圧タイプで他にも使い勝手がいい基板かも。
説明書どおりDAIとDACを配線し、電源を仮配線、慎重に配線チェックしていざ通電。 同軸デジタル入力とラインアウトを接続、一発で鳴りました。むむ、なかなかの音質、解像度がDAC-101よりいいかも。
使わなくなったBSチューナーのシャーシに設置。、電源部はDAC-101に付いていた銅製のボックスでシールド。 スペースはかなり余裕がありそうなのでMONO駆動DACを2枚とかグレードアップはすぐ出来そうです。
カバーをかぶせるとそれなりにDACらしく見えました。
車に載せて視聴、これはいいです。Nakamichiの故障中にノンオーバーサンプリングのDAC-AHを一時的に使っていたのですが、全然繊細さが違います。 音の鮮度が格段に上がりました。Nakamichi DC-101と比べても遜色無く、こちらが鮮度がいい感じです。OPアンプを交換して音の変化を 楽しむのもいいかもしれませんがこれで十分な気もします。今度ホームオーディオ用のDACも作ろうかな。
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