ニキシー管時計の製作2 Nixie tube clock2

ニキシー管時計を探してネットを徘徊していると、tubehobbyというサイトでNCV2.1というキットを販売しているのを見つけました。以下がおもな特徴です。
1.12時間or24時間表示切り替え
2.コロン(:)の表示切り替え(消灯、常時点灯、点滅)
3.日付表示
4.ニキシー管点灯オンオフ時間セット
5.リチウム電池によるバックアップ
6.ニキシー管延べ点灯時間表示(リセット可)
7.ニキシー管リフレッシュレート調整
8.GPSによる時刻補正
9.クロスフェーディングの調整(表示がじわっと消える機能)
10.カソード劣化防止機能

あとサマータイムとか過剰とも思える機能が満載です。あちこちキットを探しましたが、このキットは他のキットと比較して抜きんでているようです。早速注文すると2週間くらいで到着しました。こちらはどうやらリトアニアのショップのようです。

リトアニアからキットが到着!切手がいっぱい
キットの中身はIN-16ニキシー管マウント用の基板と、電源と駆動回路が一緒になった基板です。
マニュアルは付いておらず、ホームページからダウンロードします。回路図も公開されていますのであとからの改造にも役に立つと思います。
付属のニキシー管はIN-14という旧ソ連製のもので、数字の5が2を逆にしたタイプです。私はこのタイプがどうも好きになれないので、ここはひとつ日本製のもので組んでみようと思いました。

しかし、日本製のニキシー管は手に入りにくく、出回っているのはほとんどが旧ソ連製です。偶然オークションで日立製CD81(電卓用?)を出品している方がありましたのでそれを購入しました。
数字の大きさは第一弾で使ったIN-14と同じくらいですが、ガラス管全体の大きさは一回り小さいです。それにアノードのメッシュが細かいです。
CD81の電気特性がIN-16とほとんど一緒なのでいいんですが、念のため電圧を調整することにします。電流制限抵抗は替えないといけないかも。

日立製CD81 電源部と制御部の組み立て。
マニュアルは英語ですが、実装写真が付いているので意外と簡単に組み立てることができます。2時間程度で半田付けを終わりました。
キットに付いていたリチウム電池が死んでおり、なぜかトランジスターが5個余分に入ってました。

電源および制御部
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