カセットデッキ

TEAC最後の高級カセットデッキV-6030S
オークションでジャンクを2700円で購入。キャプスタンモーターとゴム類をメーカーに注文して取り替えた。TEACはメールでパーツを注文できて便利。 (現在、パーツの購入は出来ないようです) 部品代は全部で5000円くらいだった。メカ部の清掃給油等でメンテナンスをして、テープパス、ヘッドアジマス調整等をしました。
TEACのデッキはメンテが楽でいいです。

音は?枯れたカセットデッキ技術の終着点という感じで音はいい。色づけも無くそのまま録音再生している感じです。CDを録音してみるとソースとテープを切り替えても差がほとんどわからないし。今のところ録音用として使っています。

テープパス調整用テープが手に入らず自作した。詳細

SANSUI SC-55
外観に惚れてオークションでゲット。メタル対応で、同シリーズSC-77とSC-33の中間に位置するモデル。
購入品は程度が非常に良く不具合なく動作しました。キズもほとんどない。これが2100円で買えるんですからいい時代になりましたね。しかし、人気のあるモデルなどは逆に値段が高騰しているのが残念です。
このモデルの特徴はなんと言ってもカセットハーフが裸のままセットされるところ。70年代終わり頃にちょっと流行したスタイルで、パイオニアにも同じようなのがありました。オーソドックスなシングルキャプスタンの2ヘッドでこれといった特徴はない。
私のような小型オープンリール好きにはたまらないデッキです。写真のようなカセットを入れると、もろオープンリール。リールの回転を見ながら音楽を聴くのもまた楽しい。音は先のV-6030Sと比較するのは酷というものです。

上:SANSUI SC-55
下:AIWA EXCELIA XK-007
下のXK-007はオークションでメンテナンス済みを比較的安くゲット。本当はXK-009が欲しかったが人気で高く、買えなかった。 再生アンプをチューニングしており、非常にいい音。aiwaの特徴なのか若干高音がきつい感もあるが、V-6030Sと比較してもこちらに軍配があがる。バブル期のモデルらしく物量を感じさせる重さと外観。このシリーズ売りの1kgの力でカセットハーフを押さえつける時の音は壊れるんじゃないかとヒヤヒヤものです。XK-009が神扱いされすぎの感がある分、こちらがお買い得かも。とてもいいデッキ。
並べてみると上のSC-55がかなり大きい。

AUREX PC-X88AD
東芝のオーディオブランドAUREXのカセットデッキ。最大の特徴は、アドレス搭載デッキ初の3ヘッド機であることでした。
録再ヘッドにはスーパーAP(High-Bハードパーマロイ)ヘッドで優れた磁気特性と耐摩耗性を実現しているとカタログにはあるが、オークション購入時にはヘッドが摩耗している状態でした。外観は極上なのに残念。まともに動作しなかったが、メカ部を分解メンテ後正常動作しました。
音はそこそこですが、先のAIWAやTEACと比べると技術進歩の違いですかね、やや劣ります。テープセレクターは今は無きフェリクロームポジションがあります。
ブラックのボディにグリーンのピークメーターが非常に美しい。これだけでも価値あり。
2008年9月、部品取り用のジャンク品をもう一台購入。ヘッドやモーターその他の部品を交換して絶好調。

いつの間にかカセットデッキが4台になりました。以前あったTEAC V-9000は調子が悪くなり押し入れの中。音が良かったのに残念。いずれ修理したいです。
これらカセットデッキの録音ソースはほとんどアナログレコードです。


SONY TC-K60が仲間に加わった。2010.5.9

TC-K7BII
TC-K8B
TC-R6



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