真空管DAC
真空管とトランジスタのハイブリッド仕様のI/V変換アンプを使用したDACという記事をネットで見つけ、 非常に興味深かったので、やなさんが配布されているハイブリッドI/V変換アンプの基板を分けていただきました。このI/V変換アンプは、金田式をベースにに設計されているらしく、6111というとても小さい真空管を使用します。
パーツをネット通販で調達しサクサクと取り付け。6111はソケット式ではなくリード線です。垂直になるよう気をつけて取り付け。
必要な電圧は±18V以上で、お気楽オーディオキットさんの電源を使用しました。ヒーター電圧は6.3Vでこれは秋月電子通商のものを使用。
DAC部分はお気楽オーディオキットさんのDAC1794-1.6基板を使用しました。TI社のDSD1794を使用したDACで、SPDIF.PCM.DSD入力可能です。
今回はハイレゾにも対応するべくパソコンからの入力を考えるとUSBからI2Sに変換する基板が必要ですが、国内ではなかなかいいものが 見つからず、香港のDIYINHKとういうショップから取り寄せました。32bit 384kHzまで対応しています。
出来上がった基板に電源をつなぎ、MDFの板に固定して動作確認。電源は真空管I/V基板用に±20Vと6.3V、DACとUSB to I2S/SPDIF基板に5Vが必要だったので 電源基板は3枚になってしまいました。ケースに入れずにしばらくはこの状態で使用しようと思います。本当は面倒くさいから。
ほんのりと真空管6111の灯り。いい雰囲気です。この球は真空管ポータブルアンプによく使用されているようです。
お気楽オーディオキットさんからサンプリング周波数を表示出来るチップを購入し接続。これはワンチップでLEDをつなぐだけでサンプリング周波数を 表示することができるものでとても便利な物です。
手元にあったマジックアイのレベルメーターを付けて視覚的に面白くしました。
このDACで再生する音は真空管のせいでしょうか、よりアナログてきな雰囲気で音楽的です。特にハイレゾを再生すると、サンプリング周波数よりは量子化bit数の効果でしょうか、 レコードをかけているような感じです
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