車でDSDネイティブ再生
ラズパイとAK4497EQでカーオーディオでのハイレゾ再生を構築したのですが、DSDネイティブ再生が 出来ません。現在それが出来るのはTerra-berry DACとSB32+PRO DoPくらいと思います。詳しいことは置いといて、ほとんどのラズパイにI2S接続できるDACはベースクロックからマスタークロックを生成して いて、さらにラズパイのI2SはDSD信号を扱えないようなので、今のI2S通信環境ではDSDを再生するとPCM変換されてしまいます。 DACにUSB接続して「DoP」というPCM信号にDSDデータを乗せて転送する方式ではDSDネイティブ再生が出来そうなのでDACとその周辺を変更することにしました。DACはMI-TAKEさんが販売しているAK4495を使ったDAC基板とCombo384のセットです。Combo384はUSB入力を自動切り替え(PCM or DSD)でI2S出力できます。さらに DSD切り替え時の不快なノイズをミュートするので快適です。
AK4495チップを使用したMI-TAKEさんのDAC完成品。旭化成のAK4497EQに次ぐハイエンドDACチップです。
DACとラズパイをUSBで接続。DACのオペアンプ用に±12〜15Vが必要なので以前使っていたCOSELのMGFW152415を 使用した電源を付けました。
DACの動作状況がわかる液晶ディスプレイをDACに接続。アルミケースに四角い穴を空けるのはあまり得意じゃなく、嫌いな作業です。
DSD modeと表示されてDACがDSDネイティブ再生しています。ハイレゾの場合はこれがPCMと表示されます。
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