カーオーディオ
このプロジェクターヘッドライトの水漏れ対策は透明シールドと本体の間にコーキング材で何度かシールしましたがダメです。雨の後や洗車後に中が曇ります。コーキングした部分をよく見ると、コーキング材が本体に接着していません。本体の材質がポリエチレンのようで、そもそも接着剤やコーキング材が付かない材質のようです。
外国製はこんなもんかなとあきらめています。見た目かっこいんですけどね。
2006年6月、中のイカリングのLED切れと水漏れ&レンズの黄ばみ等でとうとう純正に戻しました、2年の命でした。
まずはドアのデッドニングから。車はこれをしないと始まらない。
ドアが大きいので制振材(レジェトリックス)が足りなくなり、つぎはぎです。青いのはレアルシルトというもので、制振効果が高いそうです。
本当は全面に張りたかったが、予算が無く見てのとおりです。
スピーカーは自作バッフルに固定して、鉛板を周囲に貼り付けました。この型のシビックは内張を部分的に切り取らないとバッフルをドアに固定できない構造になっていて加工が大変でした。スピーカーはMBクオートのDSE216
内張を切り取ったため、このままでは純正メッシュカバーは付きませんでした。苦肉の策としてブチルゴムで張り付けてあります。外観は全くのノーマルです。内張もビビリそうな箇所は鉛テープを貼ったり、制振材を張ったりました。クロスオーバーを取り付け、配線は中から引き回しました。最後にメッシュ部へエンブレムを付けてアクセント。
ツイーターはピラー部に付けたかったが面倒なのでドアノブの前。高さは良いが、少し手前すぎの感があるので、ネットワークの-2dBに接続して調整。
ドア全体
サウンドモニター TCX-1
デッキは上のCAX-1とセットでアルミフェイス。CDチェンジャー付きです。
2DINのスペースが無いので、デッキとコントロールアンプは上と下で離ればなれになってしまいました。写真は取り付け作業の模様で、配線がゴチャゴチャです。これもオークションで購入、保守用にもう一台あります。たぶんバブル時代の物と考えられるので、後に出たモデルより高級感があります。後のモデルはプラスチック製になりましたが、現在はご存じのようにアルミになったようです。
CDチェンジャー CDX-1A
12連奏で結構便利。トランクにいれてあります。これのデジタルアウトをそのままCAX-1へ送ります。
アナログアウト(RCAピン)もありますが、TCX-1経由でコントーロール部に行くせいか、少し歪み感がありました。
これらサウンドモニター3点セットは当時の販売価格だと30万は超すのではないでしょか。
BLADE AVANTI VTH100
これが自慢のパワーアンプです。
オークションで偶然見つけて購入。ブレードはカナダのアンプメーカーで、デジタルアンプを出していましたが現在は会社自体が無いようです。前段が真空管、出力段がMOS-FETのハイブリッドアンプです。出力は50w+50wで非力な部類ですが、私は爆音くんじゃないのでこれで十分です。どんなアンプなのかネットでいろいろ調べましたが殆ど出てきませんでした。とあるアメリカの掲示板で、なんと製造台数は25台で、販売価格は3000ドルと書いてありました。勝手な想像ですが、このアンプはブレード製品の中では新しいモデルのようなので、発売直後に会社が倒産したかもしれません(90年代終わり頃)。詳しく紹介しているサイトが1つだけあるのですがハンガリー語のサイトなので全く理解不能です。25台生産って超レアアンプじゃん。販売価格の約10分の1の値段で中古を購入しましたが殆ど新品同様でした。即決価格だから良かったかも。以前はAUDISONを使ってましたが、このブレードのほうが音の生々しさがあります。聞いていて心地よく、聴き疲れしません。
サックスやピアノの音は素晴らしいの一言です。どなたかこのアンプの情報がありましたら教えてください。
開けたくなるのが性分、さっそく中を拝見。
中央に見えるのが冷却用ファンでMOS-FETは画面上下一列に並んでシャーシに接触し放熱してます。3000ドルが本当ならこれはちょっとぼったくりの感があります。まあ、カーオーディオってぼったくりの世界ですから。配線の引き回しとか若干手作り感があります。
GEの12AX7が使用されています
MDFボードに固定して助手席の後ろに設置
バーゲン品の0.5fキャパシターをつなぎました。偶然色合いが同じです。使うRCAケーブルは全てカナレのケーブルで自作し、スピーカーはモンスターケーブルの一番安いものでつないでいます。
夜のイルミネーションはかなり地味です。この地味さ加減がいい。
他車(イタリア車)から流用した時計と電圧計の赤色LEDがワンポイント。
デッキ Sound Monitor TCX-1
コントロールアンプ Sound Monitor CAX-1
パワーアンプ BLADE AVANTI VTH100
スピーカー MB QUART DSE216 フロントのみ
今現在のシステムでジャズや70年代ハードロックを聴いています。サブウーハーは付けていませんが低音は十分です。音の傾向はジャズ向きですね。とても満足していますが、デッキはサウンドモニターの現行品に変えたいと考えています。予算が無いのでしばらくはこのままで我慢です。スピーカーもMBクオートの上位モデルかFOCALあたりにしたいですね。問題は故障の場合、古い製品が多いので修理をしてくれるところがあるか気になるところです。2006/4/1
その後BLADE AVANTI VTH100はお休み頂いて、PHASS AP2.25iを5年位使っていました。評判どおりのとても素直な音で、どんな音楽でもそつなく鳴らすいいアンプです。
そして今現在使用しているのがこのアンプ、PHONON 320Cです。92年頃に(株)エイビットが開発し(株)アブサートロンというメーカーから発売された国産アンプですが、当時AutoSound誌で絶賛された伝説のアンプです。ヤフオクで入手しましたが、手に入れた時はあちこちペンキがはげていました。オレンジ(朱色に近い)のペンキを調色してタッチアップしコンパウンドで磨いたら、きれいになりました。 ツインカムエンジンのカムカバーを模した独特のデザインで、特に4chバージョンの340CはスカイラインRSのFJ20エンジンに似てます。それはともかく、今のアンプでは当たり前のNFB(負帰還回路)を完全排除したアンプで、「とにかく自分の出したい音のアンプを作る」がコンセプトだったそうです(AutoSound誌より)。音はとても透明感があり中高音の表現力がすばらしいです。20年位経つので時間があればコンデンサー類を交換したいと思います。AVANTI同様手放したくないアンプの一つです。 その後340Cを使用中です。
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